インフルエンザワクチンには、A型2種類およびB型1種類が含まれており、Aソ連型(A/H1N1亜型)、A香港型(A/H3N2亜型)、B型のいずれの型にも効果があるように作られています。
世界保健機関(WHO)が、各シーズン毎の推奨株を決定 しています。日本ではそれをもとに昨シーズンおよび世界各国でのインフルエンザの流行状況と、国民がもっている抗体の状況を考慮して作られます。
インフルエンザウイルスは表面構造が変化を繰り返しており、毎年流行する型が変わります。この型にあったワクチンでないと効果はありません。またワクチンの効果持続期間は5か月しかなくワクチン接種は毎年必要となってくるのです。
ワクチンの有効率は70%程度と言われており、 たとえ感染しても重症化を防ぐことができます。ワクチン接種から効果がでるまでは2週間程かかります。よって10月から11月のあいだに インフルエンザワクチンの接種されることをお勧めします。