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インフルエンザワクチン

インフルエンザウィルスについて

インフルエンザウイルスには、A型、B型、C型の3種類があります。A型インフルエンザウイルスは、さらに144種類に分類できると言われています(亜型といいます)。B型は2種類、C型は1種類です。

A型インフルエンザウイルス

A型インフルエンザウイルスには144種類もの亜型がありますが、現代のヒトの間では、Aソ連型(A/H1N1亜型)、A香港型(A/H3N2亜型) 2種類しか流行していません。しかし、ウイルス表面の構造が毎年のように少しずつ次々と変化します。

B型インフルエンザウイルス

B型インフルエンザウイルスはあまり変異しません。初めて感染した時には強い症状が現われますが、2度目の感染からはそれほど悪化しません。

C型インフルエンザウイルス

A型やB型に比べて症状・感染力ともに弱く、軽いかぜのような症状で済みます。

インフルエンザワクチンに含まれているもの

インフルエンザワクチンには、A2種類およびB1種類が含まれており、Aソ連型(A/H1N1亜型)、A香港型(A/H3N2亜型)、B型のいずれの型にも効果があるように作られています。
世界保健機関(WHO)が、各シーズン毎の推奨株を決定 しています。日本ではそれをもとに昨シーズンおよび世界各国でのインフルエンザの流行状況と、国民がもっている抗体の状況を考慮して作られます。
インフルエンザウイルスは表面構造が変化を繰り返しており、毎年流行する型が変わります。この型にあったワクチンでないと効果はありません。またワクチンの効果持続期間は5か月しかなくワクチン接種は毎年必要となってくるのです。
ワクチンの有効率は70%程度と言われており、 たとえ感染しても重症化を防ぐことができます。ワクチン接種から効果がでるまでは2週間程かかります。よって10月から11月のあいだに インフルエンザワクチンの接種されることをお勧めします。